NEC、マイナンバー開始に向けた全国地方公共団体向け顔認証システムを受注

2015年9月16日 13:54

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 NECは16日、社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の開始に伴い、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)から、全国の地方公共団体(1743団体)の個人番号カード(ICカード)交付窓口で本人確認に利用される「個人番号カード交付窓口用顔認証システム」を受注したと発表した。

 このシステムは、地方公共団体の窓口で個人番号カードの交付を希望する住民に対し、来庁者と個人番号カードの顔写真を照合(交付時来庁方式の場合)、もしくは、来庁者と個人番号カード交付申請書の顔写真を照合(申請時来庁方式の場合)する。これにより、地方公共団体で個人番号カードを交付する際のなりすまし対策など、厳格な本人確認が可能となる。

 なお、このシステムは、世界No.1の精度を有するというNECの顔認証エンジン「NeoFace」を活用している。

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