実家のテレビに孫の写真・動画を送れる写真共有サービス「まごチャンネル」

2015年9月14日 17:34

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「まごチャンネル」サービスのイメージ(写真:チカク発表資料より)

「まごチャンネル」サービスのイメージ(写真:チカク発表資料より)[写真拡大]

 チカクは14日、シニア世代向け動画・写真共有サービス「まごチャンネル」の概要を発表した。専用スマホアプリで撮影した写真や動画を、受信装置を接続したテレビで閲覧できる。子供夫婦が自分たちや孫の様子を実家に送る用途での利用を見込む。

 同サービスは、スマホを所有していない、あるいはスマホの操作に苦手意識があるシニア世代向けの簡単な動画・写真共有サービスである。このサービスを利用し、専用のスマホアプリで撮影した動画や写真をその場で遠方のテレビに配信でき、受信側ではテレビを見る感覚で動画や写真を閲覧できるという。

 受信装置には通信回線が搭載されているため、祖父母など写真・映像を受け取る側のシニア世代の自宅にはインターネットや無線LAN環境がなくても利用できる。

 サービス開始当初は、予約申し込みのみを受け付けて、需要予測やサービスへのニーズの実証を行なう。同時に「まごチャン受信ボックス」の量産化の準備を進め、準備が整い次第、「まごチャン受信ボックス」の一般販売を開始するという。

 予約申し込み先行の30台に関しては1万2,800円、100台に関しては1万4,800円で提供する。これに加えて、月額利用料が3カ月間無料となる。一般販売時の価格は、1万9,800円で、無料期間はない。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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