シルバーウイークのJR予約、昨年の2倍

2015年9月8日 22:39

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記事提供元:エコノミックニュース

 5月末のゴールデンウイークとともに、だんだんその名称が定着しつつある秋のシルバーウイークだが、この大型連休を使って旅行やレジャーに出かける人も多いことだろう。今年のシルバーウイークの期間は18~23日で、ほぼ1週間となっている。これだけの休みがあれば、海外旅行にも十分出かけることができる。こうしたことからも旅行会社などでは、このシルバーウイークでの旅行者の増加をはかるために、積極的に宣伝を行っている。

 そうしたなか、北海道旅客鉄道、東日本旅客鉄道<9020>、東海旅客鉄道<9022>、西日本旅客鉄道<9021>、四国旅客鉄道、九州旅客鉄道のJR旅客6社は4日、今月9月のシルバーウイーク期間(18~23日)の予約状況を発表。それによれば、新幹線や在来線特急などの予約席数は197万席であり、昨年の同時期(9月19~24日)と比べて約2倍となったことがわかった。

 各社によれば、北陸新幹線は西日本旅客鉄道の区間で昨年の在来線特急と比較すると6倍以上の12万7000席が予約されたそして東海道新幹線の予約は77万席で、長距離の予約が好調に推移しているとのこと。他の新幹線については、山陽新幹線が46万4000席、九州新幹線は7万7000席、東北新幹線は30万5000席という予約状況になっている。

 各社の予約率、下りピーク日、上りピーク日を見てみると、北海道旅客鉄道の予約率は44%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月19日(土)となっている。東日本旅客鉄道の予約率は34%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月23日(水)となっている。東海旅客鉄道の予約率は35%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月23日(水)となっている。西日本旅客鉄道の予約率は39%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月22日(火)となっている。四国旅客鉄道の予約率は29%で、下りピーク日は9月19日(土)、上りピーク日は9月22日(火)となっている。九州旅客鉄道の予約率は40%で、下りピーク日は9月20日(日)、上りピーク日は9月22日(火)となっている。なお、データは四国旅客鉄道をのぞいて3日時点のものとなっている。四国旅客鉄道のみ4日時点の情報。

 シルバーウイークという名称の認知度が高まるにつれて、この時期に出かける人の数も増えている。このままこの傾向が続けば、ゴールデンウイークとともに大型連休として定着しそうな気配だ。(編集担当:滝川幸平)

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