米広告代理店「6S Marketing」、次期iPhoneの名称が社名とかぶらないよう願う?

2015年9月6日 19:21

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記事提供元:スラド

Appleの次期iPhoneの名称が「iPhone 6s」にならないよう願う、というキャンペーンを米国の広告代理店「6S Marketing」が実施している(6S Marketingのブログ記事プレスリリースMac Rumorsの記事Business in Vancouverの記事)。

6S Marketingはニューヨークのほかカナダのトロントおよびバンクーバーに拠点を持つ社員35名の広告代理店。発音が「success」に似ているため「6S」を選び、2000年の創業以来この名称を使用しているという。クライアントや友人、社員などは単に「6S」と呼んでおり、非常にユニークな名前だと考えていたが、iPhone 4sや5sが発表されるたびにユニークさが減っていると感じてきたとのこと。

そのため、次期iPhoneの名称がiPhone 6sではなくiPhone 7になることを望んでおり、もしもiPhone 6sにするつもりなら考え直してほしいとブログでAppleに呼び掛けている。また、ニューヨークではタイムズスクエアのビルボード広告やトラック広告で「Please call it the iPhone 7」というメッセージを発信しているそうだ。

ただし、Appleは9日のイベントで次期iPhoneを発表すると予想されているのに対し、ブログに記事が掲載されたのは2日のことだ。このタイミングで要請しても名称の変更は困難とみられることから、単なる派手な宣伝キャンペーンとの見方もある。6S Marketingの真意は不明だが、米国内の大手ニュースメディアでは取り上げられておらず、宣伝キャンペーンとして成功しているかどうかは微妙だ。 スラドのコメントを読む | アップルセクション | 変なモノ | 広告 | idle | アップル | iPhone

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