「ハイスコアガール」での著作権侵害騒動でスクエニとSNKプレイモアが和解

あるAnonymous Coward 曰く、　SNKプレイモアが漫画作品「ハイスコアガール」における著作権侵害でスクウェア・エニックスを告訴していた事件で、8月26日に両社が和解したことが発表された（4Gamer）。

　「各社のコンテンツを利用した新たな協業機会の創出を可能にするため、本件紛争を早期に解決すべき」とし、8月24日付けで両社間の和解が成立したとのこと。この訴訟では両社がお互いを告訴する事態になっていたが、これらはすべて取り下げられる。また、「ハイスコアガール」の出版・販売も継続されるとのこと。

　とりあえず作者の押切先生、お疲れ様でした。

　これを受け、同作品が掲載されていた漫画雑誌「ビッグガンガン」編集部は連載および単行本の販売を再開する意向を示している。

　スラドのコメントを読む | YROセクション | アニメ・マンガ | 著作権 | ゲーム

　関連ストーリー：
SNKプレイモア、中国企業に買収される 2015年08月11日
知的財産法の研究者らが連名で「ハイスコアガール」の著作権侵害をめぐる刑事手続きに反対する声明 2014年12月23日
漫画「ハイスコアガール」でSNKのゲームキャラを描いたとして、作者やスクエニ社員が書類送検 2014年11月17日
スクエニ、同社が刊行した漫画内での著作権侵害問題でSNKプレイモアを提訴 2014年10月08日
人気漫画内に無断で同社のゲームを描いたとして、SNKがスクエニを告訴 2014年08月06日