固定電話回線網の「2025年問題」

あるAnonymous Coward 曰く、　最近では固定電話回線を持っていない世帯も増えているが、2025年には固定電話回線網の交換機が寿命を迎えるという「2025年問題」があるそうだ（ロイター）。

　交換機はすでに製造が停止されているとのことで、今ある交換機は早ければ2020年ごろから使えなくなり、2025年に予備機なども使い果たしてしまうという「限界」が来るという。しかし、固定電話回線網は全国一律でのサービス提供が義務付けられているため、サービスを止めるためにはユニバーサルサービス制度の見直しが必要になる。また、IP網を利用した形に移行するとしても、現在の固定電話回線網で提供されている機能をどこまで引き継ぐべきか、まだ議論されている段階だという。

　スラドのコメントを読む | ネットワーク | NTT

　関連ストーリー：
停電時でも通話可能な固定電話機やFAXは3割程度 2015年02月14日
世界全体の携帯電話契約数は71億件 2014年05月17日
米国のアナログ電話網、今年5月より廃止へのカウントダウンが始まる？ 2014年01月10日