日本ユニシスとユビテック、神戸でマルチポート型カーシェアリングサービス

2015年8月19日 06:14

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カーシェアリングサービスのイメージ(日本ユニシスの発表資料より)

カーシェアリングサービスのイメージ(日本ユニシスの発表資料より)[写真拡大]

 日本ユニシスとユビテックは18日、電気自動車(EV)や超小型モビリティを利用したマルチポート型カーシェアリングサービスを神戸市で行うことを発表し、利用者の募集を開始した。複数の貸出ポートでの自由な乗り降り(ワンウェイ方式)が可能になる。

 このサービスは、公共交通およびカーシェアの利用促進による二酸化炭素削減を行い、将来的な地球温暖化対策の強化を行うことを目的としている。新たに開発したマルチテナント方式(複数事業者による共同利用方式)による共同利用プラットフォーム(カーシェアリングシステムサービス)の有効性や二酸化炭素削減効果の検証を行う。

 実証事業では、貸出ポートと貸出車両の需給を予測するシステムを用いることで、車両の偏りを事前に予測、把握し、効率的な配車と回送の実現にも配慮したサービスの提供も行う。実施期間は8月22日~2016年1月31日。
 

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