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富士電機、米国の火力発電プラントサービス会社を買収
富士電機は4日、米国子会社である富士電機アメリカ社が、火力発電プラントサービス事業を展開する米国のRTS Holdings社グループ(RTS)の事業のすべてを譲り受ける契約を締結したと発表した。
富士電機によると、RTSは南北アメリカを中心に数多くの実績を持ち、火力発電事業者の認知度が高い会社。今回の事業買収で、富士電機は顧客に対し、更新需要の取り込みを強化するなど、南北アメリカで発電事業の拡大を図る。具体的には、スピーディな保守・メンテナンス対応、サービスメニューの拡充、サービス網の拡大などに取り組むという。
また、事業買収に伴い新会社「Reliable Turbine Services LLC」を米国ミズーリ州サリバンに設立する。設立日は8月31日の予定で、出資比率は富士電機アメリカ社100%。蒸気タービン・発電機と周辺機器の修理・補修を事業内容とし、2018年度に売上高60億円を目標とする。
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