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LINE、いじめ対策で10万人規模の全国調査
マンガ教材のイメージ(LINE発表資料より)[写真拡大]
LINEは28日、9月から青少年のネット利用実態把握のための10万人規模の全国調査を実施すると発表した。ネット上のコミュニケーショントラブル根絶に向けた活動の一環。
同時にネット上のコミュニケーショントラブル根絶に向けた啓発プログラムとして、小中学生のネットリテラシーを養うマンガ教材と、静岡大学と共同開発したワークショップ教材も改訂する。
今回の全国調査は、東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース下山晴彦研究室と共同で、全国の学校への質問紙回答によって行われる。学校で発生する従来型のいじめと、近年注目を集めているネットいじめの実態や関係性を調べる。対人関係、周囲の環境、メンタルヘルス、問題行動といったさまざまな要因との関連性について、教育工学、臨床心理学などの学術的側面から多角的に調査が行われる。一次結果は2016年3月に公表される予定。
マンガ教材は9月に、新ワークショップ教材は8月末に提供開始される予定。どちらの教材も、子供たち自身に考えさせ、想像させることが出来るように工夫したという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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