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リコー、セキュアなネットワーク環境の構築・運用を支援する新サービス
リコーは15日、同社のITサービス「ITKeeper(アイティキーパー)」に新サービスとして、企業のネットワーク環境を安全かつ柔軟に構築・保守・運用する「リモートネットワークサービス」を加えると発表した。
同サービスには2つのプランがある。1つは、「リモートネットワークサービス UTMプラン」で、価格が初期費用14万4,000円、月額8,000円。もう1つが、「リモートネットワークサービス ワイヤレスプラン」で、初期費用14万5,000円、月額3,700円。なお、UTMによるセキュリティ機能が不要な企業にはスタンダートなルータープランも用意されている。提供開始は22日から。
現在、企業は自社ネットワーク環境への標的型攻撃や不正アクセスなどの脅威に対して、迅速かつ細かな対応が求められている。さらに、スマートフォンやタブレット端末などデバイスの多様化に伴い、利便性の高いネットワーク環境が求められている。一方で、自社内に専任のIT管理者を配置することが困難な中小企業においては、日々の運用管理が課題となっている。
今回、発表された新サービスでは、統合的なセキュリティ機能を搭載した UTM(Unified Threat Management、統合脅威管理)や無線LANアクセスポイントを提供する。また、リモートでのサポート機能をいっそう強化することで、ネットワーク機器の設定変更、稼働状況の監視、障害復旧を遠隔で行う。
このほか、客先に訪問して障害対応を行うオンサイト保守サービスやクライアントに関わる問い合わせ対応を行うクライアントサポートサービスなど充実したオプションサービスを用意して、中小企業の抱える課題や幅広いニーズに応えていく。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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