NTT東日本、HEMSサービス用機器と家電の遠隔操作機能を提供開始

2015年7月14日 15:44

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「スマートメーター対応USBドングル」の外観(左)とHGWとの接続イメージ(右)(写真:NTT東日本発表資料より)

「スマートメーター対応USBドングル」の外観(左)とHGWとの接続イメージ(右)(写真:NTT東日本発表資料より)[写真拡大]

  • リアルタイム遠隔家電操作機能による家電操作画面(エアコンの場合)のイメージ(写真:NTT東日本発表資料より)

 NTT東日本は13日、HEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)サービス「フレッツ・ミルエネ」で使用するスマートメーター対応USBドングルを販売開始し、リアルタイム遠隔家電操作機能を提供開始すると発表した。

 スマートメーター対応USBドングルは、フレッツ光のホームゲートウェイ(HGW)に接続することで、スマートメーターからの正確な電力使用量の計測を可能とする機器である。また、同機器を利用することで、これまでの分電盤への計測器などの設置が不要となる。

 リアルタイム遠隔家電操作機能は、スマートフォンやタブレットに専用のアプリケーション「ミルエネ家電コントローラー」をダウンロードすることで、ECHONET Lite対応家電の遠隔操作を可能にする機能である。

 これまで同社が提供していた家電操作では、操作指示が反映されるまで5分程度のタイムラグが発生していたが、今回HGWに家電操作ソフトウェアの配信を行うことでリアルタイムに操作が可能となる。

 同機能はスマートメーター対応USBドングルを購入した顧客に提供される。また、各メーカーが提供する各種家電と同アプリケーションとの動作検証を相互に実施し、対応家電の一覧がHP上で公開される。

 料金は、スマートメーター対応USBドングルが5,000円(税抜)、リアルタイム遠隔家電操作機能は無料。提供条件としてフレッツ・ミルエネの契約が必要。提供エリアは東京電力管内。その他のエリアは各電力会社のスマートメーター設置・Bルートサービス提供スケジュールに応じて順次提供予定になっている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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