アスク、東芝製A19nm TLC NANDフラッシュを採用したSSDを順次発売

2015年7月11日 10:01

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「Trion 100」シリーズの外観(アスク発表資料より)

「Trion 100」シリーズの外観(アスク発表資料より)[写真拡大]

 アスクは10日、OCZ Storage Solutions社製の最新SSD「Trion 100」シリーズの4品番を8月末から9月初旬にかけて発売すると発表した。容量と予想市場価格(税別)は、120GBが9,000円前後、240GBが1万4,000円前後、480GBが3万2,000円前後、960GBが5万3,000円前後。

 「Trion 100」シリーズは、TLC NANDを採用したSSDで東芝製のA19nmプロセスNANDフラッシュを採用。読み出し最大550MB/s、書き込み最大530MB/s、4Kランダム最大読み込み90,000IOPSの高速な速度を実現。保証書込容量は最大240TBWとTLC NANDを採用したSSDの中では、高い耐久性を誇り、約3年間使用し続けた場合の耐久性目安は、219GB/日である(TBW=Total Byte Written)。

 また、同製品は消費電力が低く、2.5インチで厚さ7mmの薄型で重量も48gと軽量なため、ノートパソコンなどのモバイルユースなどに適する。なお、従来提供されていたSSDをより使いこなすためのSSDツールが新しくなった。新しいSSDツールの「SSD Guru」は、直感的で分かりやすいGUIを持ち、SSDのチューニングや、OSの最適化などに便利な機能を提供する。OCZ Storage Solutions社のサイトからダウンロードできる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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