特別展「徳川の城〜天守と御殿〜」江戸東京博物館で開催 - 貴重な資料と最新技術で城の魅力に迫る

2015年7月9日 22:20

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記事提供元:ファッションプレス

≪江戸図屏風≫左隻(部分) 国立歴史民俗博物館蔵

【展示期間:8月4日~8月30日】

※ただし9月1日~9月27日は複製


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2015年8月4日(火)から9月27日(日)まで、特別展「徳川の城〜天守と御殿〜」が、東京都・江戸東京博物館で開催される。


関ヶ原の合戦に勝利し、征夷大将軍となった徳川家康。全国の統治を強化するため、家康らは日本各地の重要な地点に城を築いていった。それらの城の数々には、幕府の象徴であった天守や、江戸城の松の廊下、そして大奥に代表される荘厳な御殿が存在していたという。


本展では、第一章「天下普請」第二章「塔のような天守」第三章「荘厳なる御殿」とテーマを3つに分け、屏風や絵地図、工芸品などの貴重な資料を展示。現代の最新技術によって生み出された映像や模型なども駆使し、家康たちが築き上げた“徳川の城”の魅力に迫る。


見所の一つは、御殿を彩った豪華絢爛な屏風や装飾品の数々。戦争の舞台としてのイメージが強い城だが、江戸時代、城は政治の中心的な場であり、政治と生活の空間で構成されていた。御殿は障壁画や彫刻、さらには金工品などで飾られ、まさに権威を象徴する空間として存在していたのだ。


会場内で上映される高精細CGで復元された江戸城御殿の映像もお見逃しなく。将軍が政治を執り行った「大広間」や、忠臣蔵のシーンでも有名な「松の廊下」、大奥を迫力ある画面で体感する事ができる。


ほかにも、江戸東京博物館での特別展では史上最多となる約50点の「城絵図」「城郭図」の展示など、とにかく“城好き”にはたまらない展示内容となっている。


【開催概要】

特別展「徳川の城〜天守と御殿〜」

会期:2015年8月4日(火)〜9月27日(日)

開館時間:9:30〜17:30

※金曜日は21:00まで。土曜日は19:00まで。

※入館は閉館の30分前まで。

会場:東京都江戸東京博物館

住所:東京都墨田区横網1-4-1

休館日:毎週月曜日

※ただし、8/10、9/14、9/21は開館。

観覧料:

<特別展専用券>

一般 1,350円(1,080円)、大学・専門学校生 1,080円(860円)、中学生[都外]・高校生・65歳以上 680円(540円)、小学生・中学生[都内] 680円(540円)

<特別展・常設展共通券>

一般 1,560円(1,240円)、大学・専門学校生 1,240円(990円)、中学生[都外]・高校生・65歳以上 780円(620円)、小学生・中学生[都内] なし

<特別展前売券>

一般 1,140円、大学・専門学校生 870円、中学生[都外]・高校生・65歳以上 470円、小学生・中学生[都内] 470円

※()内は20名以上の団体料金。

※未就学児児童、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の所持者と付添人2名までは無料。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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