楽天とヤマト運輸、EC事業者と購入者の利便性のために連携

　楽天とヤマト運輸は6日、EC分野で購入者と事業者の利便性を向上させるために業務連携を強化すると発表した。

　連携によってECでの商品購入者は、「楽天市場」の対象商品をヤマト運輸と契約のある約2万拠点のコンビニエンスストアや約4,000拠点のヤマト運輸直営店で商品の受け取りができるようになる。

　一方、EC事業者は、ヤマト運輸が6月1日に発売した、受注から伝票発行、配送、決済までを一元管理できるEC事業者向けパッケージサービス「YES!（Yamato Ec Solutions）」を利用することで、日常業務の効率化や受取場所の多角化に対応できることになる。これにより中小のEC事業者でも、より高度なサービスを提供できるようになる。

　楽天は、「YES!」と楽天市場への新規出店プランを組み合わせた連携プログラムを新たにEC事業者に提供し、EC事業者がよりECをはじめやすい環境を整備する。

　今後両社は、さらに強化するために連携をしていくとしてとしている。（記事：阪木朱玲・記事一覧を見る）