リクルート、フリーマガジン「R25」を休刊　デジタルメディアへ移行

　フリーマガジン『R25』（発行:リクルートホールディングス）を運営するMedia Shakersは3日、 9月24日発行号をもって同誌を休刊（特別号などのフリーマガジン発行は継続）すると発表した。10月以降は『web R25』とブランド統合し、デジタルデバイスでの情報提供を主軸にしたメディアへとリニューアルする。

　20・30代を読者ターゲットに2004年7月1日より首都圏を中心に配布されてきた同誌。近年のスマートフォンをはじめとするデジタルデバイスからのアクセスの増大に伴い、紙媒体の休刊を決めた。

　10月のブランド統合後のwebメディア『R25』（現在は『web R25』、http://r25.yahoo.co.jp/）では、従来の「ニュースコラム型コンテンツ」に加え、フリーマガジンで掲載してきたストック性の高い「特集型コンテンツ」も提供する。また、『R22』や『R40』、『L25』など、30歳前後のビジネスマン以外の読者に向けた「兄弟姉妹メディア」展開も行っていく予定だ。（記事：町田光・記事一覧を見る）