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“婚活アプリ”利用する男性は高年収、プレゼントに積極的
婚活アプリの利用者、非利用者の年収を示す図。オールアバウト、シーマ共同調査「婚活アプリ利用男性の恋愛・結婚に関する意識調査」より[写真拡大]
アプリで婚活を行う男女が増えてきている。婚活アプリ利用者の方が非利用者に比べて年収が高くまた結婚に対して前向きであることが分かった。
現在結婚・恋愛に向けて何らかの活動をしている20~30代の未婚男性を対象に、婚活アプリの利用者と非利用者各600名に対して調査を行った。
年収について質問したところ、アプリ利用者非利用者ともにどちらも「300万円以上~500万未満」(アプリ利用者:39.4%、非利用者:41.5%)が最も多く、ついで「300万円未満」(アプリ利用者:30.5%、非利用者:34.3%)となった。「500万円以上~700万円未満」以降については比率が逆転し、アプリ利用者の方が非利用者よりも5.5ポイント多く(15.5%)なった。「700万円以上」の高所得者も5.4%存在した(非利用者では3%)。
「すぐにでも結婚したい」と思っている結婚願望が強い人の含有率は、利用者と非利用者で2.5倍の差があり、結婚願望が強い人ほど何らかの婚活アプリを使用する傾向にあることが分かった。また婚活アプリ利用者の方が、交際から結婚までの理想的な期間も短い傾向にあるようだ。
過去の交際相手にどんなタイミングでプレゼントを贈ったか、今後交際する相手にどんなタイミングで贈りたいと思うかを尋ねたところ、ほぼすべてのタイミングやシーンにおいて婚活アプリ利用者が相手へのプレゼントについて積極的な回答をする結果となった。
一方でアプリ非利用者については、そもそも交際相手にプレゼントを「贈ったことがない」という人が約4割も存在(婚活アプリ利用者は2割弱)する。婚活アプリ利用者の方が、様々なシーンで交際相手にプレゼントを贈りやすいことが明らかとなった。
最後に結婚を決めた相手に婚約指輪を贈りたいと思うか質問したところ、「贈りたい」と回答したのは婚活アプリ利用者では57.2%、非利用者では47.9%という結果に。また、「金額によっては贈りたい」という消極派については、婚活アプリ非利用者の方が7ポイント上回った(40.0%、アプリ利用者は33.2%)。婚活アプリ利用者は、金額の大小に関わらず、婚約指輪を購入する意向が高いようである。
婚活アプリ使用者が結婚に対してより意識が高いことは間違いなさそうだ。回答は婚活アプリ利用者600件、婚活アプリ非利用者600件、計1,200件。年代:20代600名(50.0%)、30代600名(50.0%)(編集担当:堺不二子)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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