日立産機システム、米マーキング機器販売会社を買収　現地法人を設立

　日立産機システムは18日、アメリカのマーキング・糊接着・ラベル機器製品の販売会社「IMS-Partners, Inc.」(IMS社)を買収した上で、現地法人「Hitachi Industrial Equipment Marking Solutions Inc.」(日立産機マーキングソリューションズ)を設立し、7月から営業すると発表した。

　新会社の日立産機マーキングソリューションズは日立産機初のアメリカ現地法人となる会社で、イリノイ州シカゴ郊外に本社を置く。Hitachi America, Ltd.(日立アメリカ社)との共同での設立で、出資比率は日立産機システムが80%、日立アメリカ社が20%。従業員数は9名。事業では、マーキング機器製品等の販売、アフターサービスを行う。

　同社では、IMS社の買収、現地法人の設立により、産業用インクジェットプリンター事業において糊接着事業、ラベル機器事業を加えることで、マーキング事業を拡大させ、IMS社の事業拠点を含むアメリカ中西部での販売・サービスを強化・拡大するとしている。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）