JVCケンウッド、業務用分離型4Kカメラシステムを発売 医療や検査などの用途も

2015年6月12日 14:32

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4K撮影に対応し、カメラ・ビデオ・コントロールの3ユニットを分離させた、業務用分離型4Kカメラシステム「GW‐SP100」(JVCケンウッドの発表資料より)

4K撮影に対応し、カメラ・ビデオ・コントロールの3ユニットを分離させた、業務用分離型4Kカメラシステム「GW‐SP100」(JVCケンウッドの発表資料より)[写真拡大]

 JVCケンウッドは12日、4K撮影に対応し、カメラ・ビデオ・コントロールの3ユニットを分離させた、業務用分離型4Kカメラシステム「GW-SP100」を6月中旬に発売すると発表した。

 同製品は、4K対応Super35mm CMOSセンサーを搭載し、マイクロフォーサーズシステムマウントを採用した小型・軽量の4Kカメラユニットと、脱着・折り畳み可能な7インチフルHD液晶モニターを搭載したビデオユニットと、コントロールユニットからなるシステム。

 カメラユニットを分離させたことで、高い設置性と遠隔操作を可能とし、業務用ビデオ市場はもとより、医療や検査などさまざまな分野で、新しい撮影スタイルで4K映像の記録・再生に対応できる。

 価格はオープン。同社ではケーブルテレビ局や放送局ENG、制作プロダクションへの映像制作用途のほか、機能・性能特長を生かしたさまざまな業務用途に対応する新しいスタイルの業務用カメラシステムとして提案していくという。

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