明電舎、独避雷器メーカーを買収

2015年5月30日 10:06

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明電舎は、ドイツの避雷器製造・販売会社トリデルタ・ウバーシュパヌングスアップライター社を買収する。写真は、トリデルタグループのWebサイト。

明電舎は、ドイツの避雷器製造・販売会社トリデルタ・ウバーシュパヌングスアップライター社を買収する。写真は、トリデルタグループのWebサイト。[写真拡大]

 明電舎は29日、ドイツのTRIDELTA傘下の避雷器製造・販売会社であるTRIDELTA Überspannungsableiter(トリデルタ・ウバーシュパヌングスアップライター社)を買収することで合意したと発表した。

 トリデルタ・ウバーシュパヌングスアップライター社は、ドイツ・チューリンゲン州ヘルムスドルフに本社を置く、1890年創業、2003年設立の会社。電力用避雷器の製造や販売を手掛けている。従業員数は約74名ロ(2014年6月期)。売上高は1,700万ユーロ(約23億円)(2014年6月期)。

 同社では、今回の買収により、日本・中国・ドイツの3拠点の体制とし、販路や生産能力の拡大、生産体制の最適化、共同製品開発などを行っていくとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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