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大手楽器通販サイトサウンドハウス、ネットショッピング界の「送料無料」トレンドに負けて全商品送料無料化
あるAnonymous Coward 曰く、 昨今ではAmazon.co.jpなど「送料無料」をうたう大手通販サイトが多いが、これを受けて大手楽器・音楽機材通販サイトであるサウンドハウスが、「全商品全国送料無料」を開始するという(サウンドハウスの告知)。
サウンドハウスは以前から「実費相当額のみの送料」を負担して貰っていたとしながらも、多くのネット通販サイトが送料無料をうたっていることについて
送料の支払いを肩代わりすることにより、割安感を与え、売上の増加を目指すことができます。しかしその結果、実質上の赤字販売も横行することとなり、それに対抗できない小さなSHOPは価格競争に負けて撤退せざるを得ない状況に追い込まれています
とし、
実際に発生する送料は基本的には別途徴収し、赤字販売になるような状態だけは避けなければならないという思いを今でも持っている
としながらも、競争激化のなかで送料無料化に踏み切ったという。
サウンドハウスは多くの商品が一般的な楽器店よりも安く販売されており、品揃えも豊富であるため、送料が有料でも利用者は少なくなかった。また、今までも代金が一定金額以上であれば送料無料となっていたため、小口の買い物をする場合以外ではあまり影響はないとは思われる。逆に中小規模の楽器通販サイトにとってはダメージになるのではないだろうか。
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