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大同特殊鋼、タイに型鍛造事業の新会社を設立 現地調達ニーズの高まりに対応
大同特殊鋼は27日、タイのチョンブリ県ピントン工業団地に自動車トランスミッション用型鍛造部品を主要製品とする新会社「Daido Steel (Thailand) Co., Ltd.」を設立したと発表した。
ASEANで生産される日系の自動車トランスミッションの型鍛造部品は、従来は品質要求の厳しさから日本国内から輸出されていたが、ASEANでの現地調達ニーズが高まっていることを受け、大同特殊鋼では日本・米国に次ぐ型鍛造製品の製造拠点をタイに新設することを決定した。
新会社には国内の知多型鍛造工場(愛知県東海市)で、1月に稼働を開始した新開発の熱間高速横型鍛造機の2号機を設置する。新開発の熱間高速横型鍛造機は従来機に比べ、ニアネットシェイプに対応可能であることに加え、高い生産性に基く競争優位性を兼ね備えた最新鋭の鍛造機である。
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