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映画『ピッチ・パーフェクト』全米を席巻した、アカペラ女子大生の青春コメディ!
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映画『ピッチ・パーフェクト』が2015年5月29日(金)、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国ロードショー。全米の若者の間で大旋風を巻き起こした話題作が、日本に上陸する。
編集者ミッキー・ラプキンによるノンフィクション小説を元に製作された、音楽コメディ映画。その原作「Pitch Perfect: The Quest for Collegiate A Cappella Glory」は、2006年から2007年にかけての大学アカペラ選手権シーズンを追った実録本だ。
2012年9月にアメリカで始まった作品公開は、わずか335の映画館からスタートしたものの、週末3日間で520万ドルを超える興行成績を記録。即座に全米拡大公開が決定しただけでなく、アナ・ケンドリックが「ベラーズ」入部オーディションでうたった「Cups(Pitch Perfect’s ”When I’m Gone”)」はシングルカットされ、YouTubeで約1億8300万再生、全米チャート6位を記録するなど、社会現象を巻き起こした。
そんなストーリーの主人公ベッカ(アナ・ケンドリック)は、バーデン大学の1年生。音楽プロデューサーを目指すため、もともと進学する気はなかった彼女は、大学生活に希望を持てず、音楽製作に励む毎日を送っていた。そんなある日、シャワー中の鼻歌をアカペラ・グループ「バーデン・ベラーズ」のクロエに聞かれ、歌唱力を絶賛される。そこで強い勧誘を受けたベッカは、“タスマニア1の歌姫”を自称するファット・エイミー(レベル・ウィルソン)やエロすぎるステイシー(アレックス・ナップ)、レズビアンのシンシア(エスター・ディーン)ら個性的なメンバーとともに「ベラーズ」に入部することとなった。
厳しい特訓が始まり、ベッカたちは歌の練習、振り付けや有酸素運動に明け暮れる。しかし本番である大会の選曲は、前選手権でも不評だった古くさい曲ばかりだった。音楽に詳しいベッカは、新しい曲や斬新なアレンジにトライすることを提案するが、伝統に固執するリーダーのオーブリーは聞く耳を持たない。そして地区大会当日。他大学のグループ「フットノーツ」が会場を沸かせるのを見たベッカは、「ベラーズ」のパフォーマンスが観客を退屈させていると見て取り、咄嗟のアドリブで曲調を変える。しかしその努力も空しくグループは第3位。決勝進出の機会を失うのだったーー。
ほぼ無名のキャストながら、何かに取り憑かれたように熱中する女子大学生の姿を描きだすストーリーは、かつての学園ドラマの名作を彷彿とさせる。ぜひ劇場で堪能したい、青春感あふれる一本だ。
2015年5月29日(金) TOHOシネマズ六本木ヒルズ他 全国ロードショー
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