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メールを監視して「要注意社員」をあぶり出すシステムが開発される
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 UBICとデジタルアーツが5月12日、メールの文面を分析することで将来内部不正を起こしかねない人を自動的に特定するシステムを開発したと発表した(日経PC online)。
このメール自動監査ソフト「Lit i View EMAIL AUDITOR」では、メールの文面を自然言語解析して品詞レベルで分析できるのが特徴。「腹が立つ」「いい加減疲れた」といった不平不満や、相手に情報提供を求めるような内容を自動的に抽出して対象者を特定、メールの添付やWebサイトへのアップロードなどを制限するという。
UBICの大西謙二氏は、「全メールの1~2%に将来の内部不正につながりかねない内容が含まれている」がメールの文面を監査して内部不正の可能性を判断するには膨大な手間がかかる。新ソフトで労力を4000分の1に軽減できるとしている。いよいよ人工知能によって人間が統治される時代が来たようだ。
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