原作・東野圭吾、映画『天空の蜂』公開決定 -「20世紀少年」シリーズの堤幸彦がメガホン

2015年5月15日 18:15

印刷

記事提供元:ファッションプレス

映画『天空の蜂』が、2015年9月12日(土)より全国の劇場で公開される。


[ この記事の画像を見る ]


原作は、東野圭吾による同名の小説。最新鋭にして日本最大の超巨大ヘリコプターが乗っ取られ、原子力発電所の真上に静止するという史上最悪の原発テロと、この危機に立ち向かう人々を描いたクライシス・サスペンスだ。


遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は「天空の蜂」と名乗り、“全国すべての原発の破棄”を要求。そして、燃料が尽きてヘリが墜落するまで、残された時間はたった8時間……。見えない敵との、命を懸けたスリリングな攻防戦は、本作の見所の一つ。


主演・江口洋介が演じるのは、家族との時間を犠牲にしながらも、自衛隊用の超巨大ヘリ「ビッグB」の開発に取り組んできたヘリコプター設計士・湯原。一方、湯原と同期入社で、日本の発展に寄与するエネルギーと信じ、原子力発電所の設計に携わってきた原発設計士・三島を本木雅弘が演じる。


映画「20世紀少年」シリーズで知られる映画監督・堤幸彦は、東野圭吾の人気小説をどう実写化するのか。公開まで期待が高まる。


【あらすじ】

1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が、突然動き出し、子供を一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は〈天空の蜂〉と名乗り、“全国すべての原発の破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する。機内の子供の父親であり《ビッグB》を開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原子力発電所の設計士・三島(本木雅弘)は、上空に取り残された子供の救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走するが、政府は原発破棄を回避しようとする。燃料が尽きてヘリが墜落するまで、残された時間はたった8時間――姿の見えない敵との緊迫の攻防戦が始まった。

その頃愛知県では、《ビッグB》と原発を開発した錦重工業に、家宅捜索が入っていた。総務課に勤める三島の恋人・赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に捜査員たちが押し寄せる中、密かに恋人の無事を祈る。一方、事件現場付近で捜査にあたる刑事たちは、《ビッグB》を奪った謎の男(綾野剛)の行方を追跡。聞き込みを続けるうちに、ある意外な真相へと辿り着いていく――。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連記事