中国の研究グループ、遺伝子操作で魚のような脂肪を持つ牛を作る

2015年5月14日 12:31

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 中国の研究グループが、遺伝子操作によって魚が多く持つ「オメガ3系長鎖多価不飽和脂肪酸」を多く含む牛肉を作製することに成功したという(Medエッジ)。

 線虫から取り出した「fat1」という遺伝子を肉牛に導入することで実現したそうだ。「オメガ3系長鎖多価不飽和脂肪酸」は、DHAやDPA、EPAといった名称で知られているが、「頭が良くなる」「心臓や血管の病気を抑えられる」など、健康に良いと言われている。

 なお、どのような味なのかは不明。

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