3月の携帯国内出荷台数は前年比4.6%増、14年度は4年連続の前年割れ

2015年5月14日 16:39

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 電子情報技術産業協会(JEITA)は14日、3月の移動電話国内出荷実績を発表した。それによると、出荷台数は203万3,000台、前年同月比104.6%と3カ月連続でプラスとなった。うち、スマートフォンは、冬春モデル販売好調に伴い924千台、同比138.5%と3カ月連続でプラスとなった。携帯電話は196万6,000台、同比111.5%となった。公衆用PHSは6万7,000台、同比37.2%となった。

 2014年度累計(2014年4月~2015年3月)の移動電話国内出荷台数は2,192万3,000台、前年比95.2%と4年連続マイナスとなった。うち、スマートフォンは990万1,000台、同比81.1%となり、スマートフォン比率は45.2%となった。1月以降は、3カ月連続でプラスとなったが、国内市場のスマートフォン需要が一巡に伴い、前年度の出荷台数には及ばなかったとしている。

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