SBとベネッセ、学習支援クラウドサービスが全国120校以上の中高で正式採用

2015年5月11日 18:43

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生徒カルテ 生徒の近況画面イメージ(写真:ソフトバンク発表資料より)

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 ソフトバンクとベネッセが設立したClassi(クラッシー)は8日、学習支援クラウドサービス「Classi」が、2015年度に全国120校以上の高校・中学で採用されることが決まったと発表した。

 学習支援クラウドサービスのタブレット活用台数としては、日本最大規模とという。同サービスは、生徒1人あたり3,600円/年(月額300円相当)でタブレット、スマートフォン、パソコンで利用できる学習支援クラウドサービス。採用は学校単位となっている。

 主な機能は、生徒の学習状況や成績、活動履歴などが蓄積され面談などで活用できる「生徒カルテ」、生徒が学習スケジュールを管理したり家庭での学習時間を記録したりできる「学習記録」、授業に利用する動画や画像などの素材をまとめて保管し、簡単に生徒に共有できる「コンテンツボックス」などがある。

 ソフトバンクが各学校の必要に応じて、安心・安全なセキュリティーシステムや通信機能を備えたタブレットを提供する。同サービスを活用している学校では、授業で使う教材や素材を授業前後に生徒と共有することで、学習意欲の向上につながった事例も出てきているという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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