セコム、マイナンバー制度対応の企業向け管理サービスを提供

2015年5月6日 13:22

印刷

「セコムあんしんマイナンバーサービス」のサービスイメージ (セコムの発表資料より)

「セコムあんしんマイナンバーサービス」のサービスイメージ (セコムの発表資料より)[写真拡大]

  • 安全管理措置に準拠したマイナンバーの取り扱い環境(セコムの発表資料より)

 セコムとセコムトラストシステムズは1日、10月から配布が始まる「マイナンバー社会保障・税番号制度」に伴い、対応する民間企業を支援する「セコムあんしんマイナンバーサービス」を販売すると発表した。

 「セコムあんしんマイナンバーサービス」は、社員などのマイナンバーを安全に収集・保管する機能と、収集したマイナンバーを必要な時に安全に使用する機能を一体で提供する。預かったマイナンバーは、セコムのセキュアデータセンター館内の独立した専用区域に格納し、物理面・運用面で24時間365日体制で監視する。

 また、企業がマイナンバーを使用する際にもID/パスワードに加え電子証明書で使用端末を特定し、使用履歴等のアクセス管理を行う。大きなコストをかけにくい小規模事業者に向けては、従量課金の無い「セコムマイナンバーお預かりパック」も設定する。

 「セコムあんしんマイナンバーサービス」の料金体系は、初期料金20万円(税抜)~、月額基本料金3万円(税抜)~、月額従量料金20円(税抜)(1IDあたり)。小規模事業者向け「セコムマイナンバーお預かりパック」の料金体系は、初期料金は5万円(税抜)、月額基本料金1万円(税抜)(最大使用者数100名)となっている。

関連記事