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米国で広がる、アイスクリームのリステリア菌汚染の恐怖
記事提供元:スラド
masakun 曰く、 米国大手アイスクリームチェーンJeni's Splendid Ice Creamsがリステリア菌汚染の可能性により商品の自主回収と全店舗を閉鎖したことを発表した(businessnewsline)。
全店を閉鎖した理由は、ネブラスカ州当局が行った商品のランダムサンプリング試験で一部商品からリステリア菌が検出されたため。現在同社の食品によって食中毒になったという報告はないが、リステリア菌は「米国で全食中毒事故の3番目に多い原因」となっており、また同業他社のアイスクリームで先月3人が亡くなっていることから、最悪の事態を考慮しての措置であるとのこと。
なお別の記事によると、FDAの報道官が「FDAとしてはアイスクリームからリステリア菌が検出されたという検査結果は信じることができない」とし「両方のケースを最初から検査し直す」と発表したという。
とはいえリステリア菌は自然界に広く分布し、「4℃以下の低温や、12%食塩濃度下でも増殖できる点が特徴」(厚生労働省)のため、どこでアイスクリームが汚染されたのか、今後の調査の進展が気になるところである。
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