ウクライナのチェルノブイリ原発、1〜3号機の解体へ

2015年4月27日 13:36

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記事提供元:スラド

 チェルノブイリ原発事故が発生した1986年から29年が立つが、ウクライナ政府がチェルノブイリ原発1〜3号機を解体する決定を下したそうだ(47NEWS)。

 チェルノブイリ原発のうち、事故を起こした4号機はいわゆる「石棺」と呼ばれるコンクリートの建造物に覆われた状態となっているが、1〜3号機については事故後もしばらく運用が続けられており、すべての原発が停止したのは2000年になってからである。石棺については耐用年数が30年とも言われており、4号機については今後新たなシェルターを建造するとともに、1〜3号機について今後数十年をかけて解体を行う方針だという。

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