富士ゼロックス、臨海副都心の観光情報を4カ国語で音声案内―専用スマホを貸出し

2015年4月27日 11:00

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多言語観光音声ガイドサービスの案内例(富士ゼロックスの発表資料より)

多言語観光音声ガイドサービスの案内例(富士ゼロックスの発表資料より)[写真拡大]

 富士ゼロックスは24日、専用スマートフォンで利用できる多言語対応「観光音声ガイドサービス」と「乗換案内・地図プリントサービス」の提供を5月11日より開始すると発表した。

 このサービスは、臨海副都心のMICE・国際観光拠点化促進のため東京都港湾局が創設した補助制度を富士ゼロックスが活用し、開発したもの。臨海副都心内の施設で専用スマホを有料で借りることにより、サービスを受けることができる。

 宿泊客や観光客が、GPSと連携した専用スマホを持って周辺の観光地を歩いていると、利用者の位置情報に合わせ、あらかじめ設定されたポイントの観光案内の音声が自動再生される。また、スマホ画面にもガイド内容がテキストで示される。音声は多言語(日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語)に対応している。

 また、専用スマホにより、多言語で観光地への乗換案内が検索できる。さらに、臨海副都心周辺の宿泊施設やフジテレビと連携し、専用スマホと施設内に設置されたプライベートサイネージをWi-Fiで繋ぐことで、施設内情報やイベント情報等を多言語で確認できる。

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