ミサワホームとKDDI、被災度判定計「GAINET」 4月下旬より発売

2015年4月23日 13:35

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「GAINET」の活用イメージ(ミサワホームの発表資料より)

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  • 「GAINET」製品イメージ(ミサワホームの発表資料より)

 ミサワホーム、ミサワホーム総合研究所、KDDIの3社は22日、地震発生時にいち早く建物の被災度を判定して知らせる被災度判定計「GAINET(ガイネット)」を共同開発したと発表した。「GAINET」は、4月下旬より、ミサワホームが発売する。

 「GAINET」は、住宅の基礎部分に設置する計測部で計測した地震波をもとに、住宅内の表示部で分析したリアルタイム震度と建物及び地盤の被災度ランクを表示し、音と連動して警告する。オーナーは、建物およびその地盤の被災度を自宅に留まるか避難するかの判断の参考にすることが可能となる。

 測定された震度や建物の被災度などのデータは、高速データ通信が可能なLTEネットワークを経由して瞬時にクラウドサーバに集約されるため、ミサワホームは全国の建物ごとの被災度を短期間に把握し、建物の緊急度に応じたオーナーサポートを行うことができる。

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