M2モビリティー、スマホで鍵の開閉ができるスマートロック製品を発売へ

2015年4月13日 18:32

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スマートロック製品「danalock(ダナロック)」の利用イメージ(写真:M2モビリティーの発表資料より)

スマートロック製品「danalock(ダナロック)」の利用イメージ(写真:M2モビリティーの発表資料より)[写真拡大]

  • スマートロック製品「danalock(ダナロック)」の利用イメージ(写真:M2モビリティーの発表資料より)

 M2モビリティーは13日、デンマークのPoly Control社のスマートロック製品「danalock(ダナロック)」の日本での取扱いを開始すると発表した。スマートフォンのBLE(ブルートゥース・ロウエナジー)技術を利用し、スマートフォンで錠の開閉が行える。製品機能の詳細、販売時期、価格などは、5月下旬頃にプレスカンファレンスで開発メーカーを交えて発表される予定。

 今回発表の製品を利用することで、近年多くの人が常に持ち歩くスマートフォンが鍵の代わりとなるため、鍵を持ち歩く必要がなくなる。さらに、鍵を持たない第3者へ一時的に暗号化されたデジタルキーの発行機能によって鍵の提供ができる。

 また、ドアに近づくだけで開錠ができる「ハンズフリー」など、スマートフォンならではのさまざまな付加機能を利用できるようになる。

 利用にあたっては、既存のドアの内側(サムターン)部分だけを交換して使用できるので、外鍵の部分は従来通り利用できる。本体中央にあるタッチセンサーによる開閉機能の他、手動でも開閉が可能なため電池切れや緊急時でも操作できる。内蔵の電池は、通常の使用(10回/日)で約1年使用でき、残量が3分の1以下になった場合は、スマートフォンに電池残量の警告が送られる。

 製品の使用にはiOS 7以降、Android 4.5以降に対応したスマートフォンと専用のアプリケーション(サイトから無料ダウンロード)が必要。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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