NASAの主任研究員曰く、2025年までに地球外生命体が見つかるだろう

2015年4月10日 18:02

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 NASAの主任研究員Ellen Stofan氏は現地時間の4月7日、ワシントンで行われた講演で「10年以内に地球外生命体の確かな兆候が得られ、次の10~20年で決定的証拠が見つかると信じている」と述べた。そして、地球外生命体は「見つかるかどうかではなく、いつ見つかるかだ」と強調、将来の火星探査などでの発見に期待を示した。元宇宙飛行士でNASAの科学ミッションメンバーの一人John Grunsfeld氏もこの意見に同意し、楽観的な考えを示した(米Yahoo!News日経新聞Slashdot)。

 Grunsfeld氏によると、もし可能性があるとすれば、水が液体の状態で存在している木星の衛星「エウロパ」や土星の衛星「エンケラドス」、過去に海があった火星などが有力候補となるという。NASAは2030年代に火星の有人探査を目指しており、生命の痕跡が見つかる可能性もある。ただStofan氏は、発見可能な地球外生命体について「小さい緑色の宇宙人ではなく、微生物だ」とも付け加えている。

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