理研の新スパコンシステム「HOKUSAI GreatWave」が稼働開始

2015年4月9日 15:21

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記事提供元:スラド

 理化学研究所(理研)情報基盤センターが4月1日より新スーパーコンピュータシステム「HOKUSAI GreatWave(HOKUSAI-GW)」の稼働を開始した(プレスリリース)。

 HOKUSAI-GWでは、並列演算に長けるという富士通のPRIMEHPC FX100(SPARC64ベース)と、x86サーバーである富士通のPRIMERGY RX4770 M1、そしてGPUベースでの演算能力を提供するSGIのCR-5112(GPUとしてNVIDIA Tesla K20Xを搭載)という3つの異なるシステムをInfiniBand FDRによる高速ネットワークで接続した構成を採用。また、旧システムであるRICC(RIKEN Super Combined Cluster)もこのシステムに接続されている。

 演算性能は1PFlopsで、RICCの10倍に強化されたとのこと。現在はトライアル運用という段階で、本運用開始は5月下旬の予定。さらに2016年には「HOKUSAI BigWaterfall(HOKUSAI-BW)」というシステムの導入も予定されているという。

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