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“お掃除ロボット市場”は、他社を圧倒的に制した「ルンバ」の一強体制
2004年にアメリカiRobot社からお掃除ロボット「ルンバ」が販売されたのを皮切りに、ロボット掃除機に対する注目は一気に高まった。同じころイギリス・ダイソンのサイクロン掃除機「DC12」も販売されたのも記憶に新しい。多様化する「ハイテク掃除機」を購入検討している人も多いのではないだろうか。一般の人の意見をもとにした調査が発表された。
所有しているお掃除ロボットのうち、最多は「ルンバ(アイロボット)」で76%。ついで、「ココロボ(シャープ)」が8.8%。「ツカモトエイム」が6.3%。「プラーボ」が4.0%。「ファシル(ニトリ)」が3.0%「ラクリート(シー・シー・ピー)」が3.0%となった。「ルンバ」が他に比し圧倒的人気であることがわかる。
購入理由は、「便利そうだった(59.0%)」が最多。ついで「掃除が楽になると思った(45.0%)」「ロボットに興味があった(32.8%)」「面白そうだから(26.3%)」「掃除の時間をほかのことに使えるから(14.0%)」「話題の新製品なので(12.8%)」。
総合的な満足度についてユーザーに尋ねたところ、「非常に満足」と「満足」をあわせた「満足群」は73%。一方「やや不満」と「不満」を合わせた「不満群」は27%となった。
購入後の満足度について、もっとも多かったのが「操作が簡単(84.5%)」。ついで「畳・じゅうたん・フローリングも掃除可能(72.9%)」「運用コストがかからない(71.5%)」「ゴミを捨てる手間が簡単(68.5%)」「稼働時間が長い(64.7%)」「充電時間が掛からない(62.2%)」「運転音が静か(52.9%)」「購入価格が適切(50.2%)」「部屋の隅を掃除できる(49.9%)」となった。
2014年夏以降、東芝やパナソニック、ダイソンなどが参入を発表している。今後もお掃除ロボットの市場は活況となる見込みだ。調査対象はおそうじロボットユーザー400名とおそうじロボット非ユーザー300名。調査期間は2014年11月~2015年2月。(編集担当:堺不二子)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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