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甲殻類由来のバイオポリマーで戦場での大量出血死を防げ
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 甲殻類の殻から作ったポリマーを使って出血を止める技術が開発されているという。戦場で戦う兵士たちの大量出血死を防ぐことが目的(Chemical & Engineering News、Slashdot)。
甲殻類の殻にはキトサンという高分子が含まれている。このキトサンは疎水性で、血球をゲル状化することで血液を固めることができるという。考案されているのはスプレーでキトサンの発泡体を傷口に吹き付けるというもので、失血を最大90%も低減できるという。
戦場では外傷部からの血液の流れを止める手立てがないため、死亡原因の大部分を出血死が占めるという。この技術が実用化されれば、戦場でもスプレーで簡単に止血ができるようになる。
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