ネットワン、モバイル端末のデータ保護ソリューション「inSync」を販売開始

2015年3月26日 13:51

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ネットワンシステムズが発売するモバイル端末のデータガバナンスソリューション「inSync」の概要を示す図(同社発表資料より)

ネットワンシステムズが発売するモバイル端末のデータガバナンスソリューション「inSync」の概要を示す図(同社発表資料より)[写真拡大]

 ネットワンシステムズは25日、アメリカのDruva, Inc.と国内初の販売代理店契約を締結し、モバイル端末のデータガバナンスソリューション「inSync」の販売開始を発表した。

 近年、スマートデバイスやノートPCなどのモバイル端末を社外で業務活用するケースの大幅に増加。それに伴い、企業が管理していないITシステムやモバイル端末で業務データを取り扱うことによる情報漏えいなどのリスクが増大し、その対策が求められている。

 「inSync」は、BYOD(業務利用する私物端末)を含めたモバイル端末にフォーカスし、高い情報セキュリティが保てることにある。「データの暗号化と遠隔消去による、紛失時の情報漏えい防止」や「社内および外部組織との簡単・安全なファイル共有」、また「データ量を9割削減するバックアップと、簡単・迅速なデータ復旧」、および「全データを可視化・分析可能で、e-ディスカバリーに対応」でセキュリティを保護する。

 同社は、今後仮想デスクトップおよびビデオ会議/Web会議/プレゼンス/チャット/資料共有などを実現するコラボレーションシステムなどのワークスタイル変革ソリューションに、「inSync」によるデータガバナンスの要素を重要な付加価値として新たに組み合わせて提供していく。

 inSync導入プラン例の価格(1アカウントあたり年額[税別])は、クラウド型で、最小導入プランで10,800円。最大導入プランで28,800円。オンプレミス型で、最小導入プランで9,000円。最大導入プラン19,800円である。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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