東芝、石川県にディスクリート半導体の技術棟を新設

2015年3月24日 09:22

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加賀東芝エレクトロニクスに新設する技術棟のイメージ画像(東芝の発表資料より)

加賀東芝エレクトロニクスに新設する技術棟のイメージ画像(東芝の発表資料より)[写真拡大]

 東芝は、加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)における新しい技術棟の建設を25日に開始する。パワー半導体、白色LED技術などのディスクリート半導体の開発効率向上を図るためで、竣工予定は9月。

 同社は、ディスクリート半導体事業を拡大させるため、昨年、マイクロエレクトロニクスセンター(川崎)と姫路半導体工場から開発技術者を加賀東芝に集結させ、研究開発から量産までの一貫体制を構築した。

 新しい技術棟を建設することで、敷地内に分散していた開発部門を集結し、さらなる開発効率を加速する狙い。加賀東芝を、開発から量産まで一貫して行うディスクリート事業の主要拠点として位置付け、今後も現行世代品の製造から次世代デバイスの開発まで積極的に行っていくとしている。

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