三井不動産リアルティ、カーシェアリング・ジャパンを買収

　三井不動産リアルティは20日、三井物産が保有するカーシェアリング・ジャパン（CSJ）の全株式を取得したと発表した。

　2013年には、両社の提携関係をより強固なものとし、カーシェアリング事業を推進するために、CSJ発行済み株式の約10%を取得した。 その後、「三井のリパーク」駐車場へのカーシェアリングステーションの設置を加速した。

　今回、CSJを三井不動産リアルティの100%子会社とすることで、三井不動産リアルティの経営資源である各エリアに展開する駐車場網や、リハウス事業をはじめとする一般消費者との接点機能を活用し、カーシェアリング事業の将来に向けた成長戦略をこれまで以上に強力に推進していく方針だ。