KDDI、セルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」の提供開始

2015年3月16日 16:28

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「スマホdeドック」の利用の流れ(KDDIの発表資料より)

「スマホdeドック」の利用の流れ(KDDIの発表資料より)[写真拡大]

 KDDIは16日、今年の夏より、自宅に居ながら健康チェックを行えるセルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」の提供を開始すると発表した。専用の在宅検査キットと、スマートフォンやパソコンから検査結果を確認できるWEBサービスを組み合わせることで、自宅にいながら気軽に健康チェックを行うことができる。

 子育て中の専業主婦や自営業者など、健康診断を受診する時間を取りにくい人に向けた簡易型の健康診断サービス。第1弾として、リージャーと事業提携し、「生化学14項目血液検査サービス(以下、血液検査サービス)」を提供する。

 血液検査サービスでは、専用の検査キット「デメカル血液検査セットFF」を用いて0.065mlという微量の血液を採取し、専用検査センターに郵送すると、約1週間後にWEB上のマイページから、糖尿病の指標 などを含む14の検査項目結果を確認することが可能。さらに、検査結果に対する医学的見地からのコメントや、悪化要因・改善ポイントに関するアドバイス 、自宅近くの病院を検索できる機能なども提供する。

 主な検査項目は「生化学14項目血液検査サービス」で14項目(総タンパク、アルブミン、AST (GOT)、ALT (GPT)、γ-GT (γ-GPT)、尿素窒素、クレアチニン、尿酸、血糖、HbA1c、中性脂肪、総コレステロール、HDL-コレステロール、LDL-コレステロール)となり、検査推奨年齢は20歳以上。費用は生化学14項目検査1回につき4,980円 (税抜)。

 血液検査サービスの提供にあたり、販売を含むサービス全体統括とWEB上での健康チェックプラットフォームの提供はKDDIが、検査キットの供給はリージャー、血液検査はアイルがそれぞれ担当する。今後、感染症検査や血液以外の検査など、検査メニューを拡充していく予定だ。(記事:町田光・記事一覧を見る

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