JR東、「山手線チェックイン機能」を試験提供　車内でアプリ起動するとクーポン獲得など

　JR東日本は12日、山手線の車両内に設置しているビーコンの信号を識別する機能（山手線チェックイン機能）を、3月から9月にかけて、社外のサービス提供者に対してトライアル提供すると発表した。第一弾として、NTTドコモとサントリービジネスエキスパートが、山手線の車内で起動するとポイントやクーポンがもらえるアプリを展開する。

　山手線チェックイン機能では、利用者のスマートフォンに、アプリを通して沿線駅などのさまざまな商業施設や観光情報などを提供できる。列車を利用している際にダウンロードした専用アプリを稼働させると、利用者がどの駅周辺にいるかなどの位置情報がわかるため、その周辺駅に関する情報などをタイムリーに入手することができる。

　今回のサービス第一弾では、NTTドコモが提供するスマホアプリ「ショッぷらっと」のプロモーションとして、山手線の車内で「ショッぷらっと」のポイント「star」を毎日獲得できるキャンペーンを3月15日（日）～9月30日（水）にかけて実施するほか、サントリーが提供する iPhone アプリ「SUNTORY 山手線 LUCKY TRAIN」を山手線車内で起動しチェックインすると、「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」（4月14日（火）発売、550mlペットボトル※）の無料引換クーポン（計10,000 枚）が当たるキャンペーンなどが展開される。（記事：町田光・記事一覧を見る）