シャープ、ロボット掃除機「COCOROBO」2機種を発売 部屋の隅まできれいに

2015年3月13日 05:48

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ロボット家電「COCOROBO」<RX-V95A><RX-V70A>(シャープの発表資料より)

ロボット家電「COCOROBO」<RX-V95A><RX-V70A>(シャープの発表資料より)[写真拡大]

  • 「エアーすみブラシ」を搭載(シャープの発表資料より)
  • 新開発の走行プログラム「縦横無じんシステム」を搭載 (シャープの発表資料より)

 シャープは12日、部屋の隅々の清掃能力を高めたロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」を、4月下旬から発売すると発表した。壁際や隅に綿ごみなどの繊維系のごみが溜まりやすい日本の家屋を考慮して開発した業界初の「エアーすみブラシ」ときめ細かい掃除を可能とした「縦横無じんシステム」を新たに搭載している。

 同機は、内蔵している超音波センサーで部屋の隅を検知すると、本体側面から風を強く吹き付ける「エアーすみブラシ」で、今までとれにくかった部屋の隅のごみをかきだす。これにより、部屋の隅のごみを同社従来機種と比べて約2.6倍まで除去する。

 また、新しい走行プログラムの「縦横無じんシステム」により部屋の広さや床の種類を見分け、超音波センサーで部屋や家具の形状を検知することにより、使用する部屋に合わせたきめ細かい掃除が可能になった。部屋の状況に合わせて、新たに搭載したジャイロセンサーを使って、規則的な縦・横ジグザグ走行を効率的に行うとともに、家具などが多いと自動で走行パターンを切り替えてごみが多い箇所や家具の脚周りは念入りに走行する。

 価格は両機種ともオープンで、月産台数は2機種計で5,000台である。

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