日本MS、Dynamics CRM Onlineを国内データーセンターから提供開始

2015年3月9日 14:33

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日本マイクロソフトは、「Microsoft Dynamics CRM Online(Dynamics CRM Online)」(統合型CRMアプリケーションサービス)の日本国内のデータセンターからの提供を開始した。写真は、同社Webサイト上でのお知らせ。

日本マイクロソフトは、「Microsoft Dynamics CRM Online(Dynamics CRM Online)」(統合型CRMアプリケーションサービス)の日本国内のデータセンターからの提供を開始した。写真は、同社Webサイト上でのお知らせ。[写真拡大]

 日本マイクロソフトは9日、日本市場におけるクラウド事業強化の一環として、「Microsoft Dynamics CRM Online(Dynamics CRM Online)」(統合型CRMアプリケーションサービス)の日本国内のデータセンターからの提供を開始したと発表した。国内でのデータ保管を必要とする顧客のニーズに対応する。

 同社では法人向けパブリッククラウドサービスとして、すでに「Microsoft Azure」(クラウドプラットフォーム)を2014年2月より、「Microsoft Office 365(Office 365)」(クラウド プロダクティビティスイート)を同12月より国内データセンターから提供開始している。今回のDynamics CRM Onlineの提供開始により、同社のパブリッククラウドサービスの中核となるAzure、Office 365およびDynamics CRM Onlineの3サービスを日本国内のデータセンターから利用可能となった。

 国内データセンターからのサービス提供開始に伴い、日本生命保険相互会社が、不動産部の営業支援システムとしてDynamics CRM Onlineを約100ユーザーへの導入を決定したという。データを国内で管理できるようになったことを評価したという。

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