シャープ、70V型と60V型のデジタルサイネージ用液晶ディスプレイを発売

2015年2月25日 14:39

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シャープが発売するインフォメーションディスプレイ「PN-E703」(写真提供:シャープ)

シャープが発売するインフォメーションディスプレイ「PN-E703」(写真提供:シャープ)[写真拡大]

 シャープは25日、薄型・軽量な大画面デジタルサイネージ(電子看板)用インフォメーション液晶ディスプレイ2機種「70V型:PN-E703」、「60V型:PN-E603」を発売すると発表した。

 同製品は、本体の奥行を同社従来機に比べ約60%削減、重量も約14%軽量化することで、公共スペースや店舗・オフィスなどから要望の高い、壁や柱との一体化した設置を可能とした。DisplayPortやDVI-Dなど豊富な入出力端子を標準で搭載しているため様々な機器と接続できるほか、フレーム幅約19mmの狭額縁でスタイリッシュなデザインを採用している。

 また、業務用ディスプレイとして求められる24時間連続運転対応など、基本性能も充実している。両機種とも最大解像度は1,920×1,080ドット(約10.6億色)で、輝度は450cd/m2、コントラスト比は4,000:1である。

 両機種とも希望小売価格はオープンで、2015年4月下旬の発売を予定している。月産台数はPN-E703が300台、PN-E603が600台である。

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