JR西日本、新寝台特急を「瑞風」(みずかぜ)と命名

2015年2月19日 22:51

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JR西日本は、2017年春の運行開始に向け準備を進めている新たな寝台列車の名前を「瑞風」(みずかぜ)と命名した。写真は、「瑞風」のスペシャルサイト。

JR西日本は、2017年春の運行開始に向け準備を進めている新たな寝台列車の名前を「瑞風」(みずかぜ)と命名した。写真は、「瑞風」のスペシャルサイト。[写真拡大]

 JR西日本は19日、2017年春の運行開始に向け準備を進めている新たな寝台列車の名前を「瑞風」(みずかぜ)と命名したと発表した。

 かつて日本は、稲穂が豊かに実る国ということから瑞穂の国と呼ばれていた。列車名「瑞風」の由来は、美しい瑞穂の国を風のように駆け抜ける列車。瑞風とは、みずみずしい風のことであり、また、吉兆をあらわすめでたい風という意味をあわせ持つという。運行開始より25年間で約110万人が乗車したトワイライトエクスプレスの伝統を受け継ぐとともに、美しい日本の素晴らしさを感じてもらう列車として命名した。

 また、今回の発表では併せて、車内食の監修者が料亭「菊乃井」3代目主人の村田吉弘氏、レストラン「HAJIME」オーナーシェフの米田肇氏らであることも発表された。

 同社は2月19日より「瑞風」のスペシャルサイト(http://twilightexpress-mizukaze.jp/)を開設し「瑞風」についての情報を続々掲載していく予定だ。(記事:町田光・記事一覧を見る

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