NEC、神戸にDCセンターを新設 DC事業を国内外で強化

2015年2月17日 14:15

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「NEC神戸データセンター」正面(NECの発表資料より)

「NEC神戸データセンター」正面(NECの発表資料より)[写真拡大]

  • 「NEC神戸データセンター」南面(NECの発表資料より)

 NECは17日、データセンター(DC)事業を国内外で強化するために、西日本のフラグシップDCとして、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」とハウジングサービスのハイブリッド利用が可能な「NEC神戸データセンター」を、兵庫県神戸市内に2016年4月に新設すると発表した。

 同DCは、災害に強い立地と建物構造により安全、顔認証システムや赤外線カメラ、システムログインID管理システムなどを採用する。また、DC専用の省電力な高集積サーバ「Micro Modular Server」や「相変化冷却ユニット」などの採用により効率を追求し、国内最高クラスのPUE 1.18とする。さらに、海外DCの拡充やNECの国内外DCを結ぶネットワークの構築により、均質なサービスを提供する。

 NECは、これらの取り組みを通じて、クラウド基盤事業において2017年度に1,200億円の売上を目指す。

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