インテージ、ネット上で企業の信用低下につながる風評を監視するサービスを開始

2015年2月12日 21:52

印刷

 インテージは12日、企業の信用低下に繋がる情報等をインターネット上で監視できるサービス「i-Smart Watcher(アイ・スマート・ウォッチャー)」を、2月13日より提供開始すると発表した。

 インターネット検索サイトの検索結果上位に表示されるサイトの中には、企業や商品・サービスに対する誹謗中傷や事実と異なる噂などの情報が含まれていることがある。企業がこれらの状況を把握せず放置してしまうことは、企業やサービスに対する評判が低下し、生活者は誤った情報をもとに、企業や商品・サービスの購入・利用を避けるなど、風評被害になる可能性がある。

 このサービスは、このような状況を回避するために、インターネット上に存在する、企業や商品・サービスに対するコメントや投稿の中から、あらかじめ監視したい項目をキーワードとして設定することにより、簡便に閲覧・監視できるサービスである。

 これにより、風評などによって生じる企業の損失を最小限に留め、風評から企業を防衛するための対策が打てる状態にすることができる。また、ネガティブな情報への防御だけでなく、企業や商品・サービスのポジティブな情報を定点観測することで、企業のインターネット上の評価の推移を把握することにも活用できる。

 サービスの特長は、監視を自動化・簡易化することにより、従来の有人監視などの監視サービスに比べ低コストである。また、ASP型のサービスのため、発注後5営業日程で簡便に導入可能である。監視対象範囲は、大手検索サイト2社(サジェストワード・関連ワード・検索結果として表示されるサイト)と、twitter、2ちゃんねる、である。監視対象の誹謗中傷レベルを10段階で表示、サイト順位の過去履歴を表示することが可能である。

関連記事