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EMCジャパン、ID管理と情報へのアクセスガバナンス管理ソリューションを発表
EMCジャパンは9日、複雑化、多様化した情報システムへの社員のアクセス権限と認証を行うためのID管理が一元的、効率的に行えるID&アクセスガバナンス管理ソリューションを提供すると発表した。サービス名は、「RSA Identity Management & Governance(以下、RSA IMG)」、販売価格は、機能モジュールごとにユーザー数単位で設定される。基本的な構成で12,000人ユーザーの利用の場合、約3,800万円(保守料、消費税別)である。
企業におけるID管理の困難さは、クラウドサービスの業務活用の拡大やアプリケーション利用が進んでいること、および業務の複雑化や組織を横断するようなプロジェクトにより、同じ部門やグループでも社員によって、付与されるアクセス権限が多様化していることがあげられる。そのため社員の異動、昇進や退職時のID管理が煩雑になり、アカウントの消し忘れや、設定ミスによる過剰な権限の付与が発生することになり、その結果、情報漏えい、不正取引などのリスクが多く、かつ重大になってきている。
これらは、場合によって経営を脅かすほどの市場・顧客からの信頼性の失墜や金額的損失を招く可能性がある。今回提供される「RSA IMG」サービスは、複雑化、多様化するITインフラでのID管理を効率的に管理し、タイムリーかつ信頼できるアクセス権を提供する。それによって、コンプライアンスを確保、ID管理とアクセス権管理のガバナンスを支援する。IT部門だけでは、解決が困難なIDのライフサイクル管理をビジネスワークフローに沿って行い、アクセス権限ポリシーを順守した状態が維持できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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