ニプロ、大阪府和泉市に子会社・全星薬品工業の新工場を建設

2015年2月3日 18:07

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ニプロが大阪府和泉市に建設する同社子会社・全星薬品工業の新工場の完成予想図(同社発表資料より)

ニプロが大阪府和泉市に建設する同社子会社・全星薬品工業の新工場の完成予想図(同社発表資料より)[写真拡大]

 ニプロは3日、大阪府和泉市に同社子会社の全星薬品工業の新工場を建設すると発表した。2016年6月の完成を予定している。

 同社では、社会保障費負担の軽減策の一つとして普及が進められているジェネリック医薬品の需要が、今後急拡大すると見込んでおり、生産体制をさらに強化、拡充していくため、建設することにしたという。

 新工場は、鉄骨コンクリート造5階建てで、敷地面積は2万9,144平方メートル、延床面積は1万9,953平方メートル。総投資額は約120億円。工場内には、大型製品の製剤から包装まで一貫して対応するライン設備を設けるほか、省エネルギー設備などを導入するという。生産規模は年間25億錠で、大阪府岸和田市にある既存の岸和田工場と合わせて、年間50億錠が生産できるとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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